男の肌コンプレックスは美容医療で解消する時代に

いまだに多くの人は美容医療クリニックは女性が行く場所と考えがちでしょう。ですが、現役カウンセラーに聞くと、昔とは違い今や男性の来院は珍しくないといいます。特に肌治療が人気で、患者の中には、いたって普通のサラリーマンも多いとのこと。彼らはどうして美容医療を利用するのでしょうか。その実態を探ってみたいと思います。

ライター:DANVI編集部

普通のサラリーマンが美容医療クリニックに通う時代

美容医療クリニックというと「女性がいっぱいで恥ずかしい」「男だから美容なんて関係ない」などと、男性にとって縁遠い場所だと思いがちです。ただ最近は、美容医療クリニックへ通う男性が増加傾向にあり、しかも通院しているのはいたって普通の方ばかりだといいます。

50~60代くらいの年配の方の場合は、企業の経営者、役員などが多いそうです。人の前に立つ機会も頻繁で、身だしなみを整える感覚で定期的にクリニックへ通ってるのでしょう。20~30代の若い男性だと、見た目にも真面目なサラリーマンばかりで、いわゆる派手で羽振りがいい職業の人はほとんどいないといいます。

「特別な職業とか、経済的にすごく余裕があるからというわけでもなく、男性としてただ身ぎれいにしていたいからという理由で来院されます。女性が美容院に通うのと似た感覚ではないでしょうか」と、大手美容医療クリニックのカウンセラーMさんは説明します。

ニキビ、しみ、しわなど肌治療が人気

Mさんが勤める美容医療クリニックに来る男性の多くは、肌治療が目的だといいます。ニキビ跡を治したい、しみ、しわをなくしたいなど、肌をきれいにしたいという要望を持って来院しています。しかし、Mさんのパッと見ではしみやしわに気づかないこともあるといいます。

「ここのシミを取りたい…と言われても、『え?どこにしみがあるんですか?』と聞きたくなってしまうくらい、肌のきれいな方が多いですね。でも、そういう方こそ美意識が高いからか、ちょっとしたしみでも、小さなしわでも気になってしまうのだと思います」(Mさん)。

男性はなかなか本音が言い出せない

手の間から片目を出している男性の写真 提供:file404/Shutterstock.com

そんな美意識の高い男性が来院したら、カウンセラーとして応対の難易度は上がらないのでしょうか。いきなり厳しい要望を突きつけられたり、少々ワガママな相談も飛び出すような気がします。

「男性の患者さんの場合、最初は口数が少ない方がほとんどです。こんな風になりたいと言うのが、ちょっと恥ずかしいのかもしれません。でも、カウンセリングを重ねることで、だんだん慣れてきて、きちんと希望を言ってくださるようになると、私の方もそれならこっちの方が良いですなどと、施術を提案しやすくなります」とMさんは笑顔を見せます。

せっかく時間とお金をかけて美容医療クリニックに行くのですから、自分の希望ははっきりと伝えたうえで、プロの意見をしっかり聞くのがベストな受診方法なのでしょう。最初は恥ずかしい気持ちもあるでしょうが、思い切ってカウンセラーとの対話を楽しんだ方が、もしクリニックに行った場合、最適な治療を受けられそうです。

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