デザイン脱毛でヒゲや胸毛の濃さが自由自在ってホント?

身だしなみのためとはいえ、男らしさの象徴ともいえるヒゲや胸毛を完全に脱毛してしまうのは寂しいと感じるかもしれません。脱毛してツルツルの肌にするのではなく、ヒゲや胸毛を理想の濃さ、形にすることはできないのでしょうか。体毛のデザインについて、水戸中央美容形成クリニック(中央クリニックグループ)の宮崎浩彦院長に話しを伺いました。

ライター:DANVI編集部

脱毛における重要なキーワードは「毛周期」

結論から言うと、ヒゲや体毛を「自由自在にデザインする」ことはできないのだそう。そもそも人間の体毛には「毛周期」というサイクルがあります。しかもその毛周期は、体毛ごとにバラバラ。同じ人間でも、今はこの体毛は成長期、隣りの体毛は休止期といった具合です。

たとえば、顔のヒゲにレーザー照射をしたとします。その時点で右頬は成長期の毛根が多く、左頬は休眠期の毛根が多いとすると、脱毛の効果に左右差が出るわけです。ですからヒゲをグラデーションのようにしたり、細かく濃さの調整をするのは、現実問題として不可能ということになります。

「ただし、鼻下と顎だけを残して、頬はきれいに脱毛するといった、パーツごとに残す、残さないのデザインは可能」(宮崎院長)とのことなので、最初のカウンセリングで、しっかりと自分の希望を伝えてください。

自分がどうなりたいのか、ゴールを決めてカウンセリングを

的の写真 提供:diamant24/Shutterstock.com

「脱毛をする前に、どこをゴールにするかを決めておくのも大切です」と宮崎院長は言います。

同クリニックには同業者であるドクターも脱毛に訪れるそう。夜勤などのある外科医の場合は、「徹夜明けでもヒゲを剃る暇がないことが多いため、一晩ヒゲを剃らなくても不潔にみえない程度に減ればよい」というケースもあるといいます。

細かいデザインまではできませんが、好みの濃さになった時点で治療をやめれば、自分が目指す減毛は可能なんです。

脱毛でできることと、できないことを把握して理想の肌に

中には、体毛の濃さに悩んでいる中学生、高校生もいると思います。年齢が若いうちは、レーザーで毛根を壊しても、新たな毛根が生まれてくることもあり、短い期間で完全に脱毛をすることは難しいそう。では、中高生の脱毛は無意味なのでしょうか?

「たとえばプールの授業で同級生にからかわれるとか、運動をやっていてムダ毛を処理しておきたいなど、どうしても脱毛をしたいという場合には、現在生えている体毛を処理するだけでも、十分薄くなって効果は実感できるはずです」(宮崎院長)。

医療機関で専門家にしっかりと相談をし、毛周期に併せた的確な治療をすれば、「思ってたのと違う!」という残念なことにはならないそうです。脱毛で満足のいく結果を出すためには、脱毛によって「できること、できないこと」をしっかりと把握しておくことが肝心なのではないでしょうか。

監修者宮崎浩彦(水戸中央美容形成クリニック院長)

宮崎浩彦(水戸中央美容形成クリニック院長)の写真

1995年3年に東京医科歯科大学卒業。歯科医として東京医科歯科大学付属病院勤務。2003年、札幌医科大学卒し医師免許を取得。その後、東京警察病院での勤務を経て、2006年に水戸中央美容形成クリニックの院長に就任。

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