CMでもよく聞く「AGA」。実際の薄毛治療はどうやって行われる?

テレビCMなどで、「AGA(男性型脱毛症)」という言葉をよく耳にするようになりました。ひとくちにAGA治療といっても、その種類は複数あります。どんな治療方法があって、実際にはどのような手順を踏むのか、どんな準備が必要で、施術後は何に注意をすればいいのか、簡単に紹介します。

ライター:DANVI編集部

AGA治療といっても、その方法は様々ある

AGA(Androgenetic Alopecia:男性型脱毛症)の治療法には、HARGやPRP、リジェネラなどの薬剤や注入液を頭皮に注射する治療と、投薬による治療の2種類あります。一方で、AGAの進行具合や頭皮の状態には個人差があるため、どの治療法がよいとは一概に言えません。

だからこそ、事前の診察が重要になってきます。「その際には、正しく状況が判断できるように、整髪剤はつけないできていただきたいですね」と秋葉原中央クリニック(中央クリニックグループ)の望月正人院長は注意点を語ります。

診察を受けて頭皮の状態などを診てもらったら、どのような治療法が適切か、どこまで治療できるのかなど、納得が行くまで医師の説明を聞きましょう。治療費は決して安くありませんし、やり直せるものではありませんから、小さな疑問でも遠慮せずに尋ねるようにしましょう。

薄毛治療は30分前後、当日の施術も可能

診察を受けて、治療の方法、方針が決まったら、いざ施術となります。予約をして後日でもOKですが、早い方がよい場合は、その場で施術も可能です。

「どんな治療法でも30分前後で終了しますから、時間に余裕がある場合は、当日受けられます。術前術後に気をつけることはあまりないですが、当日は洗髪しないでください。また、毛染めは2週間程度、控えていただいた方が無難でしょう」(望月院長)。

AGA治療は早ければ早い方が効果的で、遅いと手遅れの場合もあります。そう聞けば、なるべく早く受けたいと思うのではないでしょうか。クリニックに行った当日に、すぐに治療できるというのは、薄毛に悩む人にとってはうれしいかもしれません。

フサフサになった髪の毛を投薬で持続!

薄毛治療の様子 提供:Africa Studio/Shutterstock.com

たとえば、HARG治療の場合、月1回の施術を6ヶ月程度続けます。ある程度改善がみられても、それで終わりではありません。「HARGをはじめとする注射による治療は、頭皮の環境を改善して、毛の成長サイクルを長くする再生治療です。でも実は、治療によって髪の毛が生えたと思っても、その後1、2年で頭皮は元の状態に戻ってしまいます」と望月院長は明かします。

そうならないために、良好になった頭皮環境をそのまま維持するために使われるのが、投薬による治療です。最初は副作用などのリスクを考え、1ヶ月分程度の薬が出ます。その後は、半年に1回とか1年に1回、薬をもらう程度で大丈夫です。

AGAの治療は、一度始めたら継続して行うものだという認識を持ってください。人によっては、治療の効果が出たからと、安心してしまう方も少なくないようです。せっかく頭皮が再生したのに、薬の服用をしないだけで元に戻ってしまっては残念ですよね。

監修者望月正人(秋葉原中央クリニック院長)

望月正人(秋葉原中央クリニック院長)の写真

2010年、帝京大学医学部卒業後、帝京大学医学部附属病院形成外科勤務。2012年4月より中央クリニック非常勤医師、2016年3月より秋葉原中央クリニック院長就任。

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