早いほどよい? 薄毛治療のベストタイミングはいつ?

薄毛の悩みを抱えている人は、実は誰かに相談したり、治療法について詳しく知りたいのではないでしょうか。でも、一人で考えているだけでは何も前には進みません。専門家によれば、「自分で意識したときこそが、薄毛治療スタートのベストタイミング」だといいます。

ライター:DANVI編集部

AGA(男性型脱毛症)による薄毛は進行する?

薄毛は、ストレスや生活リズムの乱れなど、色々な原因が考えられますが、「AGA」(Androgenetic Alopecia)と呼ばれる「男性型脱毛症」は遺伝が原因です。つまり、その遺伝子を親から引き継いでしまった人は多かれ少なかれ、その影響から免れられません。しかも、AGAは一度スイッチが入ってしまうと、どんどん進行していくものです。

人の髪の毛には成長サイクルがあり、通常なら発毛して2~6年かけて産毛から太い毛に成長し、役目が終われば抜けるという循環です。AGAの人は、それが数ヶ月から1年しかもちません。太く成長する前に抜けてしまいます。

「AGAも初期の状態なら、まだ産毛程度の細い毛が生えるからいいのですが、重症になれば毛根が死んだ状態になってしまい、そこからの発毛は不可能です。現時点で最新治療をもってしても、再生不能になってしまいます」と、秋葉原中央クリニック(中央クリニックグループ)の望月正人院長は説明します。つまり、AGAの薄毛治療は、早期ほどよいということになりそうです。

薄毛治療は早い段階で行えれば効果が望める

AGAの進行には、段階があります。「生え際が何となく後退してきた気がする」とか、「つむじが薄くなっている感じがする」というような、ふと感じられる異変は初期段階といえるでしょう。

そこからもっと進行して、他人の目から見ても明らかなくらいに、前頭部の生え際がM字型に後退してしまったり、つむじ周辺の地肌が明らかに見える状態になってしまったら、次の段階に進んでしまっています。

「さらにAGAが進み、一見しただけで、明らかに毛根が死んでしまっているとわかる方には、カウンセリング時に『治療の効果はあまり期待しないでください』と正直に申し上げます。仮に治療しても、期待通りの結果が出づらいからです。最近のAGA治療は効果が高く、もう少し早く来てくれれば、何とかなったのに…という例も少なくありません」(望月院長)。

薄毛を意識し始めた時が、治療開始のチャンス

患者の手を引く医者の様子 提供:graphbottles/Shutterstock.com

同クリニックでは、実際に薄毛治療を受けた人が、最初は帽子を被り、うつむき加減だったのに、治療の効果が出るにつれ、いつしか帽子を被らなくなり、表情まで明るくなって、ついには彼女を連れて来たケースがあったそうです。

薄毛は命に関わるような問題ではありませんが、治療を受けると髪が増えるだけでなく、生活の質も変わるでしょう。老け込んだ印象だった人が、若々しい見た目になったり、何ごとにも積極的に取り組めるようになったりするわけです。

「気になったその時が、薄毛治療を開始するチャンスだと思ってください。早ければ早いほど進行を遅らせることができますし、場合によっては進行をストップさせられるのですから」(望月院長)。1人で悩んだり、治療を躊躇していてもよいことはないようです。薄毛が気になっている方は、まずは頭皮の状態を診察してもらうことから始めてはいかがでしょうか。

監修者望月正人(秋葉原中央クリニック院長)

望月正人(秋葉原中央クリニック院長)の写真

2010年、帝京大学医学部卒業後、帝京大学医学部附属病院形成外科勤務。2012年4月より中央クリニック非常勤医師、2016年3月より秋葉原中央クリニック院長就任。

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