あのLEDで増毛? 傷跡、火傷治療の「リジェネラ」が薄毛に効く?

薄毛治療の基本は、「頭皮を再生して、短くなった毛髪の成長サイクルをより長くすること」です。主な方法として挙げられる治療法は、HARG、PRP、ヘアフィラーなど。これらより、ちょっとハードルは高いものの、自分の体の組織を使うので安心と言われる「リジェネラ」という治療法があります。また、照明などに使われているLEDも薄毛治療に有効だといいます。

ライター:DANVI編集部

自分の身体から注入液をつくるリジェネラ

「毛が生えても、しっかり成長せずに、細い毛のまま抜け落ちてしまう…」。それは、頭皮環境がよくないからです。つまり、頭が老化しているということ。そこに若い細胞を注射して、若返らせようというのが「リジェネラ」という治療法の考え方です。

具体的な施術は、次のようになります。患者の太ももや耳の裏などから、皮膚組織を3mmくらい採取します。これをリジェネラマシンにかけて、「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」と「成長因子」を含む有効成分を取り出すのです。そして、それらを使ってできた注入液を、薄毛が気になる部分に注入します。

「HARG、PRP、ヘアフィラーなどのように、既に注入液が出来ている方法と違って、液を作る手間があるため若干時間はかかりますが、それでも長くて50分程度で施術は終了します」と秋葉原中央クリニック(中央クリニックグループ)の望月正人院長は話します。

安全・安心な薄毛治療、生え際などピンポイントにも対応

「STOP HAIR LOSS」という文字を書いているところ 提供:Stockbakery/Shutterstock.com

自分の体の皮膚組織を使うというと、何となくハードルが高くなるような気がしますが、リジェネラのメリットはどのようなところにあるのでしょうか?

「リジェネラは、自分自身の真皮細胞を注入するので、一切薬剤を使用しません。ですから、何らかのアレルギーを持っている方、薬の副作用が心配な方にも、安心して利用いただけます」(望月院長)。

そして、薄毛治療だけではなく、美肌や傷跡、火傷の治療などにも効果がある点も大きな特徴です。ちなみにリジェネラは、頭皮すべてに注入するのはもちろんのこと、狭い範囲にピンポイントで施術することもできます。ですから、髪の生え際や分け目など、気になる部分を集中的に治療するのにも適した方法といえるでしょう。

LEDにも薄毛の治療効果がある?

LEDといえば照明を真っ先に思い起こしますが、実はこれが薄毛治療にも効果があるのをご存知でしょうか。と言っても、家庭用の照明器具で頭皮を照らしても効果はありません。医療用の赤色LEDを頭皮に20分程度照射して、毛乳頭(毛髪の成長を司る組織)を活性化させる必要があります。この方法も、より手軽だということで最近人気の治療法です。

薄毛治療には、いくつか方法があることがわかりました。後は、自分にはどの方法が適しているかですが、実際に薄毛治療を行っているクリニックに行って、自分の頭皮の状況を診察してもらいながら相談してみるのがよさそうです。

監修者望月正人(秋葉原中央クリニック院長)

望月正人(秋葉原中央クリニック院長)の写真

2010年、帝京大学医学部卒業後、帝京大学医学部附属病院形成外科勤務。2012年4月より中央クリニック非常勤医師、2016年3月より秋葉原中央クリニック院長就任。

https://akiba-biyou.com/
※当サイトは医師・医療従事者への取材や各種調査等で信頼できると判断した情報を元に信頼性・正確性のある情報提供を心がけております。ただし、当サイトで得られた情報を利用したことにより生じた結果に対し、DANVI編集部及び株式会社ナウプランニングは一切の責任を負いませんこと、予めご了承ください。

RELATED ARTICLE 関連記事