これってED? もしかして性病? よくある下半身問題とその基礎知識

男性にとってED(勃起不全)など、下半身の問題はデリケートで深刻です。だからこそ、誰かに相談するわけにもいかず、1人で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、秋葉原中央クリニック(中央クリニックグループ)の望月正人院長に、下半身にまつわる悩みとその治療法について話しを伺いました。

ライター:DANVI編集部

成人男性の4人に1人が悩むED、20代で発症する人も

以前は50歳以上の男性に多く診られたED(勃起不全)。現在では日本人男性の4人に1人が悩んでいるとされ、早い人では20代から始まるといわれています。その原因は大きく分けて以下の3つです。

1.機能性勃起障害
心理的・精神的な理由のため必要な勃起が得られない

2.器質性勃起障害
陰茎の支配神経、血管、組織などに障害があり、必要な勃起が得られない

3・混合型勃起障害
機能性勃起障害と器質性勃起障害が併発している

治療法は人によって異なりますが、通院をして薬を飲み出したことで、治療を始めたという安心感から症状が改善される人もいます。また、EDの多くは加齢による血管の老化が原因のため、陰茎に低衝撃波をあてる「血管再生治療」によって、高い確率で回復が見込めます。

治療期間の目安は、同クリニックで使用している治療機器「ED1000」を使った場合、1回20分の治療を週に2回×3週間。3週間の休止期間を置いて、再度1回20分の治療を週に2回×3週間。約9週間で計12回の照射で終了となります。費用は12回の1クールで35万円程度ですが、患者の満足度は高く、試す価値はありそうです。

男性器に突然イボイボが! これって病気ですか?

股間をおさえる男性の写真 提供:catinsyrup/Shutterstock.com

男性器に発生する“できもの”には、様々な原因が考えられます。「フォアダイス」といわれる先天的なイボ、「尖形コンジローム」「伝染症軟属腫」などのようにウィルス性のものもあります。いずれも痛み、かゆみといった自覚症状に乏しく、自然治癒もほぼ望めません。

フォアダイスの場合は、伝染したりすることはないので、放置しておいても大丈夫です。とはいえ、素人では感染するかしないかの判断がむずかしいため、気になったらそのままにせず病院で受診してください。治療は電気分解で焼却処置をしますが、麻酔をするので痛みはありません。希望すれば受診したその日に施術を受けられるので、身構えずに医師に相談しましょう。

「もしかして性病かも?」と思ったらすぐ病院へ

性病、性感染症とは、性行為によって感染するウィルス性の病気のことで、クリニックなどでは「STD」(Sexually Transmitted Diseases)とも呼ばれます。自然治癒することはほとんどなく、その状態で性交をするとパートナーに移してしまう可能性があります。

性病には痛み、かゆみ、腫れのような自覚症状があるものもあれば、自覚症状のないものもあります。自分だけ治療をしても、再度パートナーから感染する可能性もあるので、もし感染していることが分かった時点で、パートナーにもきちんと伝えることが大切です。

性病の専門病院もありますが、最近ではSTD治療に力を入れる美容医療クリニックも増えています。いずれにせよ、怪しいと思った時点ですぐに病院へ行きましょう。

監修者望月正人(秋葉原中央クリニック院長)

望月正人(秋葉原中央クリニック院長)の写真

2010年、帝京大学医学部卒業後、帝京大学医学部附属病院形成外科勤務。2012年4月より中央クリニック非常勤医師、2016年3月より秋葉原中央クリニック院長就任。

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