運動だけでは痩せない、食事制限はリバウンドしやすい…結局、最適なダイエットって?

ダイエットといえば、それなりにハードな運動と辛い食事制限というイメージがあります。おまけに、そんな苦労をしたにもかかわらず、それほど効果が出なかった、リバウンドした…という失敗体験がある人も多いでしょう。そこで、苦労した分だけ成果の出る、効率のよい痩せ方とはどんな方法かを探ってみました。

ライター:DANVI編集部

運動しただけでは、期待したほど痩せない

人が太ってしまうのは、単純に消費カロリーよりも、摂取カロリーが多くなってしまうから。だったら、体を動かして、食べた分以上のカロリーを消費すれば痩せるということになります。しかし「運動だけで痩せるのは、並大抵のことではありません」と秋葉原中央クリニック(中央クリニックグループ)の望月正人院長は指摘します。

「たとえばトライアスロンの中でも最も過酷だと言われる、遠泳3.8㎞、自転車走180㎞、42.195㎞のフルマラソンを行うアイアンマンレースを完走したとしても、計算上は0.4キロ程度の脂肪しか減りません」(望月院長)。

あれだけの過酷な運動を行っても1日1キロも減らないのです。いきなり衝撃的な数字を聞いて、運動するのがバカバカしく思った人がほとんどでしょう。

食事制限のみのダイエットはリバウンドしやすい

では、運動をせずに食事制限だけのダイエットはどうなのでしょうか。望月院長は、「食事制限だけのダイエットは筋肉が減るので、痩せたとしてもリバウンドしやすくなります」と話します。

人間の体は摂取カロリーが減り体内の血糖値が足りなくなると、糖新生といって、筋肉を分解して糖分を作ろうとするため、筋肉が減ってしまいます。この状態になると、基礎代謝が落ちてしまいます。食事制限で痩せた人が普通の食事に戻すと、代謝が悪くなっているので、むしろ以前より太ってしまう「リバウンド」が起こるというわけです。

だからこそ、効率のいいダイエットには、基礎代謝アップに重要な筋肉を落とさないための運動と、摂取カロリーを減らす食事制限の両方が必要なのです。

ダイエットにはジョギングよりウォーキングが効果的

スポーツジムに行って、ランニングマシンで汗をかいてから筋トレをするという人は少なくないのではないでしょうか。実は、その順番を逆にするだけで、効果がアップするんです。

「筋トレによって脂肪燃焼の回路を回し始めたところで、脂肪を燃焼しやすい有酸素運動をすると、より効果的なんです」と望月院長は。先に有酸素運動をすると、ケガをしにくくなりますが、痩せやすくなるわけではないのです。

さらに、有酸素運動はジョギングよりもウォーキングがお薦めとのこと。ジョギングは無酸素運動に近く、脂肪の燃焼の効率が悪くなります。

運動はどうしても続かないという人は美容医療も

残念ではありますが、楽をして痩せるという魔法のダイエットはないということをお分かりいただけましたでしょうか。もし、できるだけ苦労はせずに痩せたいという人には、美容医療という手段もありますよ。

具体的には脂肪吸引や脂肪溶解注射といった方法です。これらは、脂肪だけを医療技術で減らしてリバウンドの心配も少ないため、運動はしたくない、食事制限も絶対に続けられない、けれどもどうしてもスマートになりたいという人は検討する価値があるかもしれません。

監修者望月正人(秋葉原中央クリニック院長)

望月正人(秋葉原中央クリニック院長)の写真

2010年、帝京大学医学部卒業後、帝京大学医学部附属病院形成外科勤務。2012年4月より中央クリニック非常勤医師、2016年3月より秋葉原中央クリニック院長就任。

https://mens.chuoh-clinic.co.jp/
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