「自由診療」の方が「保険診療」より治療結果に満足できる?

病院で診察や治療を受けた際、「費用の自己負担は3割で、7割は健康保険から」というのが一般的。その一方で、全額自己負担ながらも「自由診療」を受ける人が、男女を問わず増えつつあります。支払金額を比べると、高くなってしまうその診療を、どうして受けようとするのでしょうか。

ライター:DANVI編集部

「自由診断」と「保険診療」はどうちがうの?

「理想の身体に近づけたい」「コンプレックスを改善したい」という願いを叶える医療技術、いわゆる美容医療を利用する人が、女性ばかりでなく、男性でも増えてきています。美容医療は、自分の希望する医療が受けられる点でニーズが高いものの、そのほとんどは健康保険が適用されない「自由診療」にあたります。

そもそも健康保険は病気やケガの際、安全性の高い医療を安心して受けられること、医療費がかさんで、生活を圧迫させないことなどを目的にできました。ですから、安全性や有用性など国によって認められた医療は健康保険が適用され、患者の負担額も小さいというわけです。

どんな人にとっても、医療費は低く抑えられる方が好都合で、診察や治療の支払金額だけを考えると、健康保険が使える「保険診療」が当たり前になりがちでしょう。しかし、自由診療ならではの良い点があるのも事実です。続いて、自由診療のメリットを見ていきましょう。

自由診療なら先進技術も利用でき、治療効果が高い

例えば、悪性のほくろを除去する場合、保険が適用されるメスを使った切除法と、自由診療のレーザー治療という方法が考えられます。両者の治療後を比較すると、後者の方が傷跡も目立たず、きれいに除去できます。

また、わきがの場合も、保険がきくのはメスを使った手術のみで、傷跡が残りやすく、入院が前提となるため、なかなか治療に踏み込めない患者さんも多いのではないでしょうか。自由診療で受けられる新しい治療法も選択肢に入れれば、傷跡が残りづらく、施術した日に帰宅できる“切らない治療”も夢ではありません。

このように自由診療を視野に入れると、治療法が幅広くなり、国の許認可を待たず先進的な技術を積極的に利用できるようになります。だからこそ、自由診療は患者にとって満足する結果が得られやすく、治療後のQOL(Quality Of Life:生活の質)を向上させられるといったメリットを享受できるのです。

クリニックでの施術は医師が行うので心配不要

医者と握手をしている様子 提供:ESB Professional/Shutterstock.com

もしかすると、自由診療を中心とした美容医療クリニックを、エステティックサロンなどと同一視して、医療水準に不安を感じる方がいるかもしれません。こうしたクリニックで診察、施術を行うのは全員医師または看護師ですから、医療技術の心配は不要と言ってよいでしょう。

先の例のように、むしろ一般の病院では治療が難しかったり、治療結果に満足できそうもなかった症状でも、自由診療なら対応可能な場合があります。もちろん、個々人の体質や症状、求めるものによって、適した治療は変わってきますから、必ずしも自由診療が患者にとってよい治療とは言い切れません。

重要なのは、保険診療の他に自由診療という選択肢がある、ということを知っておくことです。美容医療のクリニックでは、カウンセリングに費用がかからないクリニックもありますから、お金がかかりそうだからと敬遠せずに、まずはクリニックに相談してみてはいかがでしょう。

監修者中央クリニック

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開業30年以上、全国20院の美容形成外科グループ。開院以来、全国規模の大手美容外科では数少ない医療事故0件という「安心安全」の美容医療クリニック。日本初の医療機器や医療技術を積極的に取り入れている。

https://mens.chuoh-clinic.co.jp/
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