日本人はニオイを気にしすぎ?

“スメルハラスメント”という言葉が出現し、ニオイを気にする人が増えています。特に日本人は、幼少のころから「清潔」を美徳として教えられている環境にあったからかもしれません。諸外国に比べ匂いには敏感とされる日本人ですが、もともと欧米人に比べれば体臭はあまりありません。しかし、体臭の少ない日本人だからこそ、体臭がある人が目立つということも言えます。清潔志向が進むにつれ体臭を気にする風潮は益々広がっているように思われます。

ライター:野々下一美

なかなか自分では気づきにくく、ましてや誰も教えてくれない体臭

ミドル脂臭や加齢臭といった言葉が一時期、メンズ美容業界を席巻しました。とある化粧品メーカーが科学的にこれらの匂いを分析し、解決策を見出しました。

ただ、自分ではなかなか気づかないというのが曲者。自分なりに原因を分析して対処するのが、現代の“男の身だしなみ”と言えるかもしれません。

自分の体臭の原因は何かを探ってみる

ミドル脂臭は30歳代から、加齢臭は40歳代から発生するといわれいます。前者の原因は主に“汗”で、発生場所は耳の後ろや後頭部とされています。制汗シートなどが解決の糸口になりますが、加齢臭の原因は“皮脂”ですので別対策が必要です。

加齢臭は、皮脂が空気に触れて酸化し、ノネナールという匂いの元になる物質を発生させます。発生場所は、皮脂が多く分泌する場所、ワキ・デリケートゾーン・耳裏・顔・頭皮・背中・胸元などが考えられますが、一番気をつけなければならないのは、ミドル脂臭と同じ“耳裏”です。そのほかで、気をつけなければならないのが、頭部・胸(肋骨上部付近)・背中(肩甲骨付近)です。その他、口臭・足のニオイ・脇のニオイなど、匂いが気になる部所は多数考えられます。

体臭・口臭などに関しては、なかなか第三者は教えてくれません。悲しいことに、匂いがひどければひどいほど教えてはくれません。第三者に聞ける人は自分から聞いてみて、早めに対処するのが望ましいと思いますが、誰にも聞けないのなら、自ら匂いの発生原因の対策をされたほうがいいかもしれません。

第一に心がけることは、“清潔な習慣”

毎日、お風呂に入りましょう。原因となる部所をしっかり洗います。特に朝のシャワーは効果的です。日中は、デオドラントシート(アルコール成分を含まないもの)が役立ちます。

それ以外は、ハンカチやタオル(水分が含まれているものが良好)でこまめに拭きましょう。下手に、フレグランスに逃げるのは匂いと匂いが交じり合って不快になるので避けたほうがいいでしょう。口臭は、市販のタブレットなど豊富に出回っているので気軽に利用しましょう。体臭は生活習慣を見直すことでブロックできます。匂いで敬遠されるくらいなら、ほんの少しの生活習慣の改善で周囲からの印象アップに期待をかけたほうが賢い生き方だと思います。

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