体臭の原因、実は皮膚ガスかもしれません

バリバリ頑張るビジネスマンを悩ませる、ニオイ問題。清潔感のある服装を心がけ、お風呂はもちろん毎日。きちんと対策をしているはずなのに、誰かに臭いを指摘されたことはありませんか? もしかしたらその原因は、皮膚ガスなのかもしれません。

ライター:DANVI編集部

皮膚ガスって何? その原因は!?

皮膚ガスとは、人間の体から出る生体ガスのこと。生きている限り常に出ているもので、その種類は300ほどと言われています。ほとんどが無臭ですが、ときに、イヤな臭いが分泌されることがあります。

特に多いのは、お酒を飲みすぎたとき。肝臓で分解しきれなかったアルコールが、アセトアルデヒドという物質に変わって血液中に留まり、皮膚から放出されるのです。その臭いは、ニンニクよりも強烈なんだとか。アセトアルデヒドは強い毒性を持つ物質なので、臭いが強いのも当然のような気がしますね。アルコールを飲むときは、肝臓が分解できる適正量を意識しましょう。

しかし、前の日にまったく飲んでいない、むしろ残業続きで飲みになんて行けない!というときにも、同じような臭いが体から発生することがあります。その原因は、ずばり「疲れ」です。

どうして疲れると皮膚ガスが出るの?

ニオイの原因となる疲れを感じている男性

では、なぜ疲れると、皮膚ガスが発生してしまうのでしょうか?

残業や無理な運動を続けると、精神的な疲れと同時に、肉体も激しく疲労します。筋肉が疲労すると、乳酸とアンモニアが生成されますが、このアンモニアが皮膚ガスとして体の外に出てしまうのです。

皮膚ガスを感知するのは、25cm以上近づいたとき。つまり親しくしている相手ほど、敏感に感じ取ってしまうことになります。せっかく家族や恋人のために仕事を頑張っているのに、「臭い」と思われてしまうなんて、やりきれないですよね。

ほかにも皮膚ガスの原因はあるの?

アセトアルデヒドやアンモニアのほかにも、刺激的な臭いを発生する皮膚ガスがあります。そのひとつが、食事制限によるダイエットによって脂質の代謝が進むと発生する「アセトン」という物質。マニキュアの除光液のような、刺激的な臭いがします。

また、低糖質ダイエットを続けていると、体内の脂肪酸を燃焼するときに「ケトン体」が合成されます。ケトン体の血中濃度が上がると、ツンとした酸っぱい臭いが体から出るように。そして、30~40代の男性は、「ノネナール」や「ジアゼチル」などの、いわゆる「おっさんの臭い」の量が増えてきます。

こういう話を聞いていると、自分は大丈夫なのか、心配になってきますよね。以下の質問をチェックしてみましょう。10項目の中から、5つ以上当てはまる人は要注意です。

1 お酒を飲む回数が多い
2 タバコがやめられない
3 汗をかきやすい
4 心配性なタイプだ
5 野菜よりも肉や魚が好き
6 香辛料が効いた料理が好きだ
7 つい夜遅くまで起きていてしまう
8 湯船に入らず、シャワーで済ませてしまう
9 運動をすることはあまりない
10 週に3日以上残業している

どうすれば皮膚ガスを予防できるの?

皮膚ガスを防ぐには、皮膚ガスが出やすい部分を集中的にケアすることが重要。まずは、「体の表面から出る臭い」をカットしましょう。それには、入浴がいちばんです。シャワーだと洗い足りない部分が出てきてしまうので、必ず湯船に浸かって。余計に皮脂が分泌してしまうゴシゴシ洗いは避け、やさしくふんわりと洗いましょう。

次に大切なのが運動。汗腺が衰えることで、臭いが停滞してしまうためです。適度に使うことで、汗腺が活発に働き、臭いの原因を流してくれます。もちろん、運動の後はお風呂に入るのを忘れずに!

最後に、大切なのは食べ物。肝機能が低下すると血液中に臭い物質が広がってしまうため、肝機能を助けるオルチニンを摂取するのがおすすめ。毎朝1杯のシジミ汁を飲むと、弱った肝臓をサポートできます。また、皮脂の分泌を少なくするのも重要。皮脂の原因となる油っぽい食事は避け、野菜中心の食事内容に切り替えましょう。

適度な運動と良質な睡眠、野菜多めの食生活を!

ていねいな食事と適度な運動、そして入浴。つまり、いわゆる「理想的な食生活」を送っていれば、皮膚ガスに悩む可能性は低くなります。とはいえ、働き盛りのDANVI読者の皆さんには、それが意外と難しいんですよね。でも、大切な人に「臭い!」と思われるのは、人生において大きなマイナス。一度、ワークライフバランスを見直してみても、いいかもしれませんよ。

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